【AI人材を目指そう】新卒でAIエンジニアになるために必要な3つのこと(イベントレポート)

【AI人材を目指そう】新卒でAIエンジニアになるために必要な3つのこと(イベントレポート)

2021年1月14日(木)、大学生・大学院生限定のオンラインイベント「ヤマトHD中林氏から学ぶ 活躍する新卒AI人材になるポイント」を開催しました。本イベントではヤマトホールディングス株式会社の執行役員(データ戦略担当)の中林紀彦氏をお招きし、講演とパネルディスカッションを行いました。

 

AI人材の需要が急増しているワケ

AIや機械学習、そしてディープラーニングという言葉が盛んに使われている現在は、第三次AIブームとされています。2006年にジェフリー・ヒントンらによりディープラーニング(深層学習)が発明され、2010年代以降、社会への実装が進んできました。企業内に蓄積されたビッグデータを用い、経営課題や技術的な課題をデータサイエンスで解決していくAI人材が注目を集めるようになっていきます。

 

AI人材とは?AIエンジニアとAIプランナー

AI人材と一言でいっても、いわゆるエンジニア職と企画やコンサルティングを行うプランナー職があります。一般的に思い浮かべられるのは実際にAIを開発するエンジニア職が多いと思いますが、ビジネス現場で活躍するAIを開発するためには、AIの技術と現場の課題を繋ぐことのできるプランナーの存在も欠かせません。
本イベントではスキルアップAIが実施する長期インターンプログラムの一環として行われたため、AIエンジニアを目指す人向けの内容となっていますが、ビジネスシーンでは文系AI人材も活躍しています。

 

AI人材の活躍するフィールドが拡大中

現在多くの企業がAI導入を進めていることや、IoTの進展でデータとして取得できる情報が加速度的に増えている背景もあり、AIを扱える人材の需要が急速に高まっています。
これまでAIの導入が想像されなかった業種や企業においても、等しくAI導入による課題解決を検討しています。AI人材が活躍できるフィールドはどんどん広がっている一方で、その人材は大きく不足しています。
よって、多くの企業は大学や大学院で知識を付け、意欲高く入社してくる新卒AI人材に注目しています。

 

AI活用最前線:ヤマトHD中林紀彦氏から学ぶ

今回のイベントでは物流業界でDXを推し進めるヤマトホールディングスの事例をご紹介させていただきました。
ご登壇いただいた中林氏はこれまで数々の企業でデータ活用を進め、現在はヤマトホールディングスにて、経営構造改革プランである「YAMATO NEXT 100」に定められたデジタルトランスフォーメーションの推進において中心的な役割を担うなど、常にデータサイエンスの最前線でご活躍されています。

 

ヤマトHDの取り組み

1919年に創業し100年の歴史を誇るヤマトホールディングスは、年間取扱荷物量18億個の物流を支える膨大な物理的資源とデータを抱えています。データドリブン経営への転換することで資源をより活用し、オペレーションの効率化を実現することなどを目的として、経営のグランドデザインとなる「YAMATO NEXT 100」を策定しています。
具体的な例としては、宅急便の荷物量を事前に予測し各拠点の人員配置の最適化を行ったり、自動運転による無人宅配の実証実験を行うなど、複数のテーマに取り組んでいます。

中林氏はビジネスにおいてAIエンジニアとして活躍するために求められるスキルとして次の4つを挙げました。
それはデータサイエンス、データエンジニアリング、システムエンジニアリング、ビジネス力です。

提供:ヤマトホールディングス株式会社

ここで注目すべきはAIエンジニアとして求められるスキルにビジネス力が含まれていることではないでしょうか。
事業会社で活躍するためには、当該企業のビジネスドメインをしっかりと見定め、経営課題に即して適切にAIを活用することが不可欠なのです。

 

新卒でAIエンジニアを目指す学生へのメッセージ

今回のイベントでは、中林氏から新卒AIエンジニアを目指す学生に対し、具体的に必要なスキルやキャリアに対する考え方を教えていただきました。

1つ目は座学で得られる基礎的な知識を身に付けておくこと。これはスタートラインに立つために必要とされています。
中林氏は筑波大学大学院でビッグデータ分析の教鞭を取っていらっしゃいますが、年々入ってくる学生のレベルが上がっているそうです。E資格取得を目指すなど、できる勉強はしておくことが望ましいと言えるでしょう。

2つ目はビジネスセンスを養っておくこと。必ずしもエンジニアとしての経験に限るものではなく、例えば接客業のアルバイトをしながら事業者の観点で業務改善を考えたり、コミュニケーション能力を磨いておくことも含まれます。
AIの仕事をすることになっても、一人でAIとだけ向き合う仕事というのは存在しません。クライアントや同僚と一緒にプロジェクトを進め、最適な解を見つけ出していくために必要な要素です。

3つ目は常に学び成長していく態度です。テクノロジーの進化は早く、5年先も予測できないと言われています。
中林氏自身も現在の自分のキャリアを明確に思い描いていたわけではないといいます。それでも進化するテクノロジーを学び続け、世の中に必要とされている能力を理解しておくことで、自然と道は開けていきます。

 

新卒でAIエンジニアになるために必要なことをおさらい

イベントの最後に中林氏からは、新卒でAIエンジニアとして活躍できる可能性や、必ずしもコンピューターサイエンスを専攻していなくても就職後に大きく成長できる可能性は十分にあることなど、学生に対してエールが送られました。

学生の皆さんは就職活動において適切な募集を見つけたり企業研究を進めることももちろんですが、基礎的な知識を身に付け、ビジネスセンスを養い、常に学ぶ態度を持つという3つの点を忘れず、自身の目標に向かって頑張ってほしいと思います。

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更新日:2021.02.02
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