AIニュースまとめ(4月12日週)

AIニュースまとめ(4月12日週)

こんにちは。スキルアップの泉です。
スキルアップAIでは、AIに関するニュースをピックアップし、週間で紹介しております。
今回は、4月12日週のAI関連のニュースを紹介していきます。

 

◇においデータ、過去に収集・分析したデータとAIによって識別可能に

https://news.yahoo.co.jp/articles/1e190c16cd97ffcc54387e2f07d44dcf341cdf61

  1. 「人間がにおいを判別するプロセス」を模倣・定量化することで、においを計測することに成功
  2. フレグランスや化粧品、自動車産業といった分野で、デジタル嗅覚を用いてにおいの感知・質管理を実現する開発が進む

フランスのスタートアップ企業Aryballe Technologiesが、人間がにおいを判別するプロセスを模倣することで定量化・計測に成功し、デジタル嗅覚デバイス「NeOse Pro」を開発しました。
デバイス内には人間の嗅覚受容体を模したバイオセンサーが大量に敷き詰められており、それぞれが独自の基準でにおいに反応する仕組みとなっているそうです。

次に、センサーの反応でにおいの情報を定量化、過去に収集・分析したデータとAIを使って照合、数秒で現在は500種類以上のにおいを検出可能となっています。
記事内では、食材が腐るタイミングを検知することで、冷蔵庫やスーパーマーケット業界に活かせる可能性があると紹介されています。

タイミング的に使った方が良い食材を冷蔵庫がリマインドしてくれれば、廃棄したり新しいものを買わなくても済むので環境とお財布に優しいですね。

 

◇くら寿司、店舗の「腹具合」AIで予測

https://news.yahoo.co.jp/articles/fc7f3abb57b8ff0bd0dc70f470b1b23778902b53

  1. 受付案内機やAIによる製造管理、セルフレジの開発により、入店から会計まで店員と非接触で利用できるシステムを昨年完成
  2. レーン上に設置されたカメラが蓋の開閉を感知して商品管理を行う

くら寿司の商品管理には、
①一定時間が経過した商品と、新しい商品を入れ替える鮮度管理
②いつ頃、どんな商品をどれぐらい出せば、店全体が効率よく回せるかという製造管理
の2つの意味があります。

従来熟練従業員が予測して行っていた製造管理は、現在ではAIの予測のもと行われています。
また、AIは客が選ぶ商品のデータを取り込んで学習し、商品の流し方を毎週変えているそうです。

私も時々くら寿司に行くのですが、自動化されたレジや注文タッチパネルがとても便利です。
接客システムの自動化は、お客さんと従業員双方の感染リスクも下げることができるので、今後も増えていって欲しいです。

最近では居酒屋や、ファミリーレストランでも注文タッチパネルが増えていて、便利になりました。飲食店では、感染予防のために定期的に消毒を行なっているところが多いので、人員をそちらに回すためにも有効だと思います。

 

◇現代人の悩みに回答する仏教対話AI「ブッダボット」

https://ledge.ai/kyoto-u-ac-buddha-bot/

  1. 京都大学研究グループは、現代人の悩みや社会課題に仏教的観点から回答する仏教対話AI「ブッダボット」を発表
  2. 回答の精度にまだ課題は残るが、ユーザーの質問に対して文章の形で回答できる状態に

2040年には、日本国内の4割の仏教寺院が消滅するとも言われており、この技術は国内の仏教離れ対策として開発されました。

このボッドでは自然言語処理モデル「BERT」を活用して、最古の仏教経典の1つとされる『スッタニパータ』から現代人に理解されうる説法のみを選定し、作成したQ&Aリストや現代語訳をデータセットとして学習しているそうです。
このボッドは人々の悩みの解決手段として、カウンセリングや悩み相談などのメンタルケア分野への活用も検討されています。
しかし、回答精度の低さ、誤用、意図的な悪用などによりユーザーを誤った道に導く危険もあるため、当面は学術利用・モニター利用のみを予定しているそうです。

また、他宗教への転用にも慎重な姿勢です。
少し前にもイスラム教に関連した戦争がありましたが、宗教の理解・伝え方には最新の注意が必要だと感じています。
この研究チームでは、ボット開発にあたり、ボット利用者範囲や、宗教を仏教に絞って開発を行なっており、技術を安全に活用する方法についてよく練られていて素晴らしいなと思いました。

 

◇テクノロジーを活用して、アプリ上で自分に合った化粧品などを選べるサービス広がる

https://news.yahoo.co.jp/articles/28c9f4baebae40f28b02176651b811c4efb9803c

  1. 感染対策で、店舗での肌診断やテスターに使用制限
  2. 専用機器で肌を診断したり、スマホで読み取った顔の特徴をAIが解析したりする美容サービスの注目が集まっている

記事の中では、一人一人に合った美容サービスの提案が紹介されています。
オルビスの「スキンケア提案」では、カメラとセンサーがついている機器で肌の水分量や皮脂量を数秒で測定し、このデータをベースに必要なスキンケアを提案します。

また、花王KATEの「メイク提案」では専用のサイトを立ち上げてカメラで顔を読み取ると、AIが解析して顔の特徴を診断し、その人に合ったメイクを提案します。
「黄金三角比率」「5眼比率」「眼:鼻比率」「中顔面比」「フェイスライン」という項目で、かなり詳細な分析が可能です。

実際にKATEのメイク提案を試してみました。黄金三角比率は両目と鼻を繋いでできた逆三角形の中心部分の角度で、私は64度でした。
この角度が大きいと幼い雰囲気になるようで、私は「やや幼い印象に」という結果でした。

以前オルビスで「その人に似合う色」をAIが解析してくれる診断を行いました。
これは人の肌色や血色から判断しているので、顔写真の撮影環境によって診断にばらつきがありましたが、KATEの方は口や目など把握しやすい顔の特徴を使っているので診断結果にばらつきが出にくい印象です。
どれも簡単に試せて友人との話題作りにもなるので、友人に紹介したいと思います。

 

◇AI石川遼選手、ゴルフ客を出迎えサービス

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2104/15/news109.html

  1. AIでプロゴルファー・石川遼選手の声や姿を再現した動画を合成・ゴルフ場での出迎えに活用するサービス「CALL NAVI」を開始
  2. ユーザーが自分の名前を入力すると、石川遼選手の声を学習したAIが読み上げてくれるWebコンテンツも開発

ゴルフウェアの販売などを行う「キャロウェイアパレル」が、ゴルフカートの端末で石川選手が来場者に話しかけたり、来場者の名前を呼んだりするようにAIが動画を合成するサービスを開始しました。

これは、石川選手本人の音声や映像を学ばせたAIを活用しています。大日向カントリークラブ(栃木県さくら市)など7カ所のゴルフ場で提供しているそうですが、期間限定のサービスとなっています。

早速、CALL NAVI のHPにあるWebコンテンツで、AI石川選手に自分の名前を呼んでもらいました。発音に少し違和感がありましたが、小さな頃からテレビで見ていた選手に名前を呼んでもらうのは嬉しいですね。
このようにCALL NAVI のWeb上で、自分の名前を入力、読み上げてもらうコメントをいくつかの選択肢から選ぶと、すぐに石川選手の動画が生成されました。
これをダウンロードしたり、一緒にゴルフをしたい友人の名前を入れて、お誘いの動画を送ったりできるようです。
こんな動画が届いたら、すごく面白いだろうなと思います。

 

おわりに

いかがだったでしょうか?人間の嗅覚やその人に合ったメイク提案など、物体やデータから特徴を解析するAIや、人間と同じように対話できる「対話型AI」が増えてきましたね。
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今後も、AI関連ニュースの記事を共有していきたいと思います。ご期待ください!

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更新日:2021.04.19

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