機械学習の一分野である強化学習は、囲碁や将棋などのゲームを中心に驚異的な性能を誇ります。一方でその適用範囲はまだ限定的であり、他分野と比べ現実の諸問題への応用はあまり進んでいませんでした。しかし、最近ではChatGPTの学習に強化学習が利用されていたりと、今後のAIを構成するうえで、強化学習は重要になると考えられます。

今回のスキルアップAIキャンプでは、生物が行う強化学習の研究について紹介します。生物の視点から強化学習という分野を見直すことで、強化学習の可能性に触れていただきます。

プログラム概要

  • 生物から見る強化学習の概要
  • 実験・結果考察
  • 応用や今後の展望について

※一部変更となる場合がございます。

スピーカー

  • スキルアップAI株式会社 講師/有村 柊一氏

    東京電機大学大学院理工学研究科情報学専攻。人間らしい将棋AIへの興味から強化学習の研究を始める。人間や動物の知性によってAIがどう進化するのか興味。所属研究室が主催となり、2023年度 人工知能学会全国大会(第37回)にてオーガナイズドセッション「OS-27 強化学習の新展開」を開催予定。

  • スキルアップAI株式会社/小縣 信也

    兵庫県出身。大阪市立大学工学部卒業後、建材メーカー、設備設計事務所に勤務。2010年、OpenFOAM勉強会for beginner(現オープンCAE勉強会@関東)を立ち上げ3年間幹事を務める。建築環境に関する数値シミュレーション、電力量や温湿度などのセンサーデータに関する分析が専門。1級建築士、エネルギー管理士。2013年、国土交通省国土技術政策総合研究所 優秀技術者賞受賞。 日本ディープラーニング協会主催2018E資格試験 優秀賞受賞、2019#1E資格試験優秀賞受賞。最近は、需要予測や異常検知などのモデル開発に取り組んでいる。著書「徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集」(インプレス)。

開催概要

日時

2012年3月1日(水)19:30~21:00

開催方法

Zoom

参加費

無料

※競合他社様のご参加は、ご遠慮いただいておりますので、ご了承ください。

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