Microsoft Copilot Studio と Azure AI Search を連携させてみよう！ – 画像データの取り扱い編 –

近年、多くの企業が社内ナレッジ検索や業務効率化のために Microsoft Copilot Studio を活用した AI エージェント（チャットボット）の構築を進めています。しかし、標準のナレッジ機能だけでは、大量のドキュメントや複雑な検索条件に対応しきれず、応答速度や検索精度が実用に耐えないケースに直面することがあります。特に、ファイル名や作成日といったメタデータ（属性情報）での絞り込みや、マニュアル内の画像や手書きメモの検索は標準機能では困難です。このような課題を解決し、AI エージェントの精度を飛躍的に向上させる技術として、高度な検索プラットフォームである Azure AI Search との連携が注目されています。

今回のスキルアップAIキャンプでは、Copilot Studio の標準機能の限界を踏まえつつ、Azure AI Search が持つ高度な検索機能（メタデータ検索、画像検索、セマンティック検索など）の概要と、両者を連携させる具体的なメリット、そして導入にあたっての勘所について解説します。

プログラム概要

・RAG の概要
・画像における RAG の難しさ
・Microsoft Copilot Studio と Azure AI Search の連携
・デモンストレーション | Microsoft Copilot Studio と Azure AI Searchを組み合わせた RAG チャットボット

※一部変更となる場合がございます。

スピーカー

株式会社スキルアップNeXt CRO ／斉藤翔汰

スキルアップAI講師。横浜国立大学大学院環境情報学府情報メディア環境学専攻（現:情報環境専攻）修了。修士（情報学）。高専時代に画像認識に対して興味を持ったことがきっかけで、現在はDeep Learningや機械学習、進化計算などの人工知能分野におけるアルゴリズムの研究開発やコンサルティングに従事。日本ディープラーニング協会の2018年度・2019年度E資格合格者、2018年度G検定合格者。著書「徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集」（インプレス）。