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Success Stories導入事例

インタラクティブな講座で
引き込まれるようにAIの基礎知識が身に付きました

株式会社日立システムズ
製造業
株式会社日立システムズ
5,000名以上 / エンジニア / データサイエンティスト / 営業 / 管理職
幅広い規模・業種にわたる業務システムの構築や、多彩なサービスインフラを生かしたシステム運用・監視・保守が強みの大手ITサービス企業。
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株式会社日立システムズ

AI基礎知識向上のためのトレーニングを実施

研修前の課題・背景

事業成長のため、早急なAI基礎知識の習得の必要性を感じていたが未着手の状況

研修後の効果

G検定に約90%の受講者が合格

AIについての基礎知識を基にお客様との対話が可能になった

研修のポイント

  • G検定の取得だけではなく、AIに関する基礎知識や技術の習得を目的として研修を設計

― 「AIジェネラリスト基礎講座」を受講するにあたって、御社の課題はどこにありましたか?

お客様からの相談やご提案に、今やAIの活用は必須になってきています。早急に全員がAIの知識を身につけなければならないという現場の危機意識がありました。

当社では公共事業を手がける自治体向けに、主に業務用のアプリケーションを提供し、そのSIやシステムの維持、運用を手がけています。近年は、政府が提唱する未来社会のコンセプト「Society5.0」に端を発し、人口が減少する2040年代には今の半分の人員でも成り立つ「スマート自治体」へのシフトが提言されています。そうした中で、自治体ではAIを使った事例が少しずつ出始めていて、当社としても今後の成長路線を考えたときに、早急にAIの基礎知識を身につける必要性を感じていました。

― そうした課題への対策としてはどんな取り組みがありましたか?

社内でも、研究会を作るなどの取り組みを始めたものの、ロボティクスとAIの活用が課題でありながら、具体的なことは何もできていませんでした。今後は、積み重ねてきた納入実績や運用ノウハウを活かし、本格的なAIツールのご提案に結びつけたいと考えています。

― スキルアップAIのAI研修システムを選定頂いた決め手についてお聞かせください。

今回は公共部門のSE、開発者、営業を対象とした研修でしたが、営業やSEはどうしても顧客対応など日々の業務に追われがちのため、eラーニングではなく、きちんと時間をとって集中して受講できるものをと考えていました。

選んだきっかけは、「スキルアップAI」がJDLA(日本ディープラーニング協会)の認定プログラムであったこと。それから、東京大学大学院の松尾豊教授の本や講演動画をすべてチェックしていたので、それも選ぶきっかけとなりました。

― 受講されての講座の感想や評判はいかがでしょうか?

今回の趣旨として、ただ単にG検定を取るのではなく、AIに関する基礎的な知識や技術の習得が目的としてありました。「スキルアップAI」のご担当者の方と最初にお話ししたときに、その考え方が合致したところが一番大きかったですね。

実は最初にテキストだけを見たとき、要点がシンプルにまとめられていたので、今どきこんなテキストのパターンは珍しいと思ったのですが、次のページを見ると、その考え方が書かれてありました。授業を受けながらこれをみんなで考え、理解しながら自分専用のテキストを作り上げるスタイルです。実際に受講してみると、先生はかなり場数を踏んでいらっしゃる印象で、教え方がすごく上手でした。受講生の顔を見て、理解度を確認しながら教えていただけたので、とても明快でわかりやすかったです。

しかも、先生が受講者に次から次に質問してくるインタラクティブな講座なので、すごく緊張感があって、頭はずっとフル回転していました。引き込まれながら、AIの基礎的な知識が身についたので、あらためて座学にしてよかったなと思いましたね。

― 講座受講後に嬉しい反応や現場で知識が役立ったことはありますか?

今回、期せずしてG検定の平均の合格率が高い結果となり、おかげさまで約90%の合格率となりました。現場ではまだ顧客からのAI関連の相談案件は少ないですが、たとえば、保育園を増やすためのシミュレーションや介護関連のAIを駆使した分析ツールなど、ある自治体が新しいことを始めると、そこを契機に近隣の自治体から次々に問い合わせが来ることがあります。AI関連にかぎらず、ひとたび新しいツールがトレンドになると一気に広がる傾向にあるので、時間の問題だと考えています。

― 最後に今後、「スキルアップAI」に期待することはありますか?

今回の研修を通じてまずはAIについての基礎知識が身についた形なので、お客様からお話を聞けるレベルにはなりましたが、次のアクションとして、それをいかに事業につなげられるようなアプローチができるかということが課題としてあります。

そのため、いろいろなAI関連事例はもちろん、AIプロジェクトを進めるための実践的なノウハウを習得できればと考えております。特にAIプロジェクトの進行は、従来のやり方とはまったく異なります。そのノウハウを学べる一般的な研修は、近年徐々に出始めていますが、理想は自治体の実際の事例を通じて学べるような、最新の事例に基づいた研修システムを提供いただければありがたいです。

 

(お話を伺ったご担当者様)

株式会社日立システムズ
公共・社会事業企画本部 菊池正広様
公共・社会事業企画本部 シニアコーディネータ 森重福一様
※お2人のお話を元にインタビューをまとめました

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