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Success Stories導入事例

質の高い講座をひとりからでも受講できる
AIスキルを磨きソリューションインテグレーターとしてさらなる進化を

株式会社DTS
通信・IT
株式会社DTS
5,000名以上 / エンジニア / データサイエンティスト / 管理職 / E資格 / ディープラーニング
お客様が抱える「課題」に対し、ITシステムをツールとして解決を図る。コンサルティングから企画・設計・製造・テスト、運用に至るまで情報システムのライフサイクルすべてのサービスを提供。
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株式会社DTS

AIのスペシャリストを100人育てたい

AIのスペシャリストを100人育てたい

― AI領域において、会社としてどのような課題があったのでしょうか?

勝田様:

いま、多くの企業が急ピッチでデジタル・トランスフォーメーション(DX)の実現を進めています。その一環としてAIを活用したいというニーズも非常に高まっています。当社は金融からメーカー、小売りまでさまざまな領域のクライアントの事業をお手伝いさせていただいていますが、ここ数年で『AIを活用したい』という声は非常に多くご相談いただくようになりました。

一方で「実際にAIを使って何をしたいのか?」というところまで思い描けているお客様はまだ多くはありません。だからこそ、私たちが課題抽出の部分からしっかりとお客様をサポートしていくべきなのですが、以前はそのために必要なAI人材のリーソースが明らかに不足していました。

お客様が蓄積したデータを活かして、それぞれの企業が抱える課題に応じた付加価値の高いソリューションを提供していく。当社がシステムインテグレーターからソリューション/サービスインテグレーターへと進化するには、高いスキルを有したAI人材の育成が急務でした。

― 具体的にはどのようなプランでAI人材の育成を進めているのでしょうか?

勝田様:

まず大枠として、「2021年度までに500人のDX人材を育てる」という目標を掲げました。クラウドやIoTを担う人材もいるなかで、AI人材に関してはまずは100人が目標でした。

実はすでにAIやディープラーニングの基礎知識が試されるG検定(ジェネラリスト検定)には、100人以上が合格しています。ただ知識ベースではなく、実際に手が動かせる人材はまだまだ不足しているというのが実状です。

そこで今期から新たに「実装までこなせるAIエンジニアをまずは80人育てる」というより具体的な目標も設定しました。加えて、クライアントの抱える課題に応じた適切なAIソリューションを提案できる人材を15人、AIに関する論文を発表できる人材を5人育てることも目標にしています。

スキルアップAIには管理者がAIの基礎を身につけるために基礎的な研修やG検定の研修もお願いしているのですが、今後は特にディープラーニングの実装力が試されるE資格(エンジニア資格)以上のスキルを身につけたいと考えるモチベーションの高い人材の育成で、お力を借りたいと考えています。

他社の教育プログラムも検討したのですが、単に資格を取って終わりではなく、理論や実装をしっかりと身につけ、業務で活かせるスキルを養うには、AI分野の専門家を揃えているスキルアップAIが最適だと考えています。

「ひとりでも参加できるから、多業種の人材との交流も」

「ひとりでも参加できるから、多業種の人材との交流も」

― そもそもスキルアップAIのことは、どのようにして知ったのでしょう?

勝田様:

実は最初はAIの講座ではなく、2018年頃に私自身が統計のスキルを身につけようと、統計講座を受講させていただいたのがきっかけなんです。当時は事業企画を担当していて、きちんと統計データに基づいた意思決定や戦略立案ができないかと考えていました。そんなときに出会ったのがスキルアップAIでした。

それから統計だけでなく数学の講座なども受講するなかで、機械学習の講座もあると伺って。ちょうど社内で、機械学習の自動化を可能にするAutoMLツールの代理店業務を担うという話が進んでいたので、まさに絶好の機会だと思ってE資格を目指せる機械学習講座ディープラーニング講座を受講したんです。その後は、ディープラーニング重要論文講座AWSで学ぶクラウドAIソリューション実践講座など、実践的な講座を中心に受講しています。

― ではまず勝田様がひとりで受講されたのですね

勝田様:

そうですね。法人研修ですと一定の人数を求められる講座も少なくはありませんが、まずはひとりからでも始められることもスキルアップAIの大きな魅力のひとつではないでしょうか。

講座内には他の企業から研修に来ている受講者もいて、彼らと情報交換をすることもモチベーションの向上につながりました。講師の方の熱量があるせいか、クラスにとても一体感があるんですよ。研修後にコワーキングスペースに集まって勉強会をしたりもしていました。そういう仲間ができたことも収穫のひとつですね。

神田様:

自社の人間だけで参加する研修とはひと味違った魅力がありますよね。私が研修に参加した際にも異業種の方が大勢いて、たくさんの刺激を受けました。例えば、『路面店の売り上げを向上させるために機械学習をどのように活用するか』という課題についてグループディスカッションをしていると、私にはまったくなかった視点からさまざまなアイデアが飛び出してくるんです。コンサルタントとして多角的な視点を養う上でも、とても有益な時間でしたね。

― そのほかにスキルアップAIが良かったと感じる点はありますか?

勝田様:

まずは質問のしやすさですね。公式の導出といった理論面から、実装のための具体的なテクニックまで、わからないところは徹底的に、嫌な顔ひとつせずに答えてくれます。単に講師と受講者というよりも、スキルアップに伴走してくれる頼れるパートナーという印象です。

神田様:

研修前に配布される予習のための講義動画のクオリティも素晴らしいと思いました。講義動画は、新型コロナの影響もあり最近では主流の学習法ですが、動画が作り込まれていなかったり、専門用語の解説などが省略されているものも少なくありません。もちろんその都度自分で調べていくこともできますが、それはなかなか大変です。特に初学者の方はそうだと思います。

その点、スキルアップAIの講義動画は、専門用語の一つひとつまで、とても丁寧に説明されている。だからスムーズに学びが進められ、対面・ライブ配信の研修ではより実践的な質問ができるのだと思います。

AI事業をリードできるメンバーが揃ってきた

AI事業をリードできるメンバーが揃ってきた

― スキルアップAIの研修を導入して、社内でどのような変化がありましたか?

勝田様:

それまで販売代理店業務だけを担っていたAutoMLツールについて、導入コンサルタントやデータ解析を任されることが増えてきたのは、スキルアップAIで技術を身につけたことによる、わかりやすい成果だと思っています。

神田様:

私自身、今まさにAutoMLツールの導入コンサルタントとして、クライアントの事業をお手伝いさせていただいています。クライアントのなかには非常にAIリテラシーの高い方もいらっしゃるのですが、そうした方の高い水準の要望にもしっかりと応えられている手応えがあります。それもスキルアップAIでの学びがあったおかげだと思いますね。

勝田様:

より広い視点でいうとスキルアップAIのおかげで、当社のAI事業の中核を担う人材が育ってきています。2021年1月現在もスキルアップAIで6名がE資格合格を目指してディープラーニング講座を受講中です。

自治体や学校向けのチャットボットの導入コンサルタントや小売店のポスデータを活かした販売予測システムの開発など、それぞれ実際に実務を担うメンバーが、高いモチベーションを持って研修に臨んでいます。彼らをはじめ、今後スキルアップAIで学んだ社員を中心として、さらAI事業を推し進めていければと考えています。

― 今後、スキルアップAIに期待することはありますか?

勝田様:

次々に新しい技術が登場してくる分野ですが、日々の業務をこなしながら自分だけでそれらをキャッチアップしていくのは、モチベーション的にも時間的にも非常に手間がかかります。その一方、すでに学んだ技術でも実務のなかで使っていないものは、どんどん忘れていってしまうという問題もある。そのあたりを体系的にフォローアップする仕組みをつくりたいと考えているのですが、そこでもスキルアップAIの力を借りられたら嬉しいですね。

それこそ他の会社も巻き込んで、一緒に学び続けられるコミュニティのようなものがつくれたら面白そうです。

神田様:

私はやはり実務のなかでAutoMLに触れることが多いので、機械学習に関連する技術をスキルアップAIでさらに磨いていきたいですね。特に最近はお客様から時系列データの処理を依頼されることが多いので、そこに特化した講座を受講したいと考えています。

その上で中長期的には、AI活用をさらに進めるために社内のチーム作りも担っていきたい。AI事業をリードする人材としてキャリアアップしていけたら理想的ですね。

勝田様:

私たちはソリューション/サービスインテグレーターとして、お客様にこれまで以上の付加価値を提供していかなくてはなりません。お客様の望むソリューションを最適な形で提供しているだけではもはや不十分。これからはお客様の想像を上回るようなソリューションを提案していかなくてはなりません。その上で、AIは欠かすことのできない大きな武器のひとつです。これからも常に新たなソリューションを生み出し続けるために、スキルアップAIにもさらなるサポートを期待しています。

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